会頭あいさつ
会頭あいさつ
このたび学術総会会頭を仰せつかりました清水です。
第12回学術総会を2022年10月8日、9日に、初めて東北の地、仙台で開催いたします。当初はぜひ会員の皆様を当地にお迎えし、リアル会場での開催を予定しておりましたが、ご承知のように現在でも収束の兆しが見えないコロナ禍の中、大変残念ではありますがオンライン形式での開催となることが過日決定いたしました。形式の如何に関わらず参加者の皆様にご満足頂けるような学術総会にするべく、準備委員の先生方のご協力を頂きながら目下準備を進めているところです。
総会の総合テーマは『中西医結合治療の新展開』です。
現代における中医学の必要性・有用性は、今回の新型コロナに対する中国での取り組みの中でも、明らかにされました。歴史的にこれまで数限りない疫病との戦いの中で発展を遂げてきた中医学が、現代においても未知なる疫病との戦いの強力な武器となることを目の当たりにし、現代を生きる我々にとって、中医学はやはり欠かすことのできないものであると実感された方も多いことと思います。
感染症に限らず、癌や難病に対する治療においても西洋医学では対応しきれない部分に、さらに中医治療を行う「中西医結合治療」におけるこれまでの成果を踏まえ、今後更にどのように研究発展させて行くべきかということに焦点を当ててみたいと考えております。
プログラムの内容や演題募集等につきましては、順次お知らせさせて頂きます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。